JBL、ALTECなどビンテージBOX補強、承ります。

 ALTEC<A5・A7>施工前のBOX内部

「現状」正規輸入BOX、正規輸入元:エレクトリ認証BOX(日本製)など様々ですが、総じて強度不足で最小限の吸音材が貼り付けてあるだけです。釘を使用せず、タッカー(ホッチキスの大型)針で板材をつなげているだけでは、少しボリュームを上げると、盛大にBOX全体が歪み、嫌な音が再生音に混じります。移動させる為にキャスターを装着する例が多いですが、底板が床から浮いた瞬間に底板も響いてしまいます。

 板の接着部に接着剤塗布、吸音材交換と追加、

ホーン裏へダンプ材(制振材)塗布、全ての構成板の裏に補強板と分散振動用板材を接着。勿論、裏板の内側にも同様に施工します。

以上の作業で得られる音は「何でこんなに低音が締まって聴こえるのか?」と試聴者弁。

★1~2人の積み込み補助が得られる場合、近県へ引取りに伺います。(高速料金、ガソリン代の実費のみ請求させて下さい)

施工料金は<A5、A7>2本:¥160000.~

JBL、ALTECなど他機種はお問合せ下さい。

ALTEC <A7、A5用 828B> <415E> <612C> <620A> <CRESCENDO>
<846A> <847A> <861> <872A> <A4MINI> <755E キャビネット> etc.
BOX補強に依る、大幅な音質向上が約束される上記BOXは、輸入元エレクトリが認証した、米国及び日本国内で生産された多くのBOXが使用されています。それぞれ材質や板厚が異なりますが、新品時でも不要な箱鳴りが耳障りに感じられますね?しかも経年劣化で接着部の強度も落ち、元々最小限使用された吸音材も本来の任務が困難になっています。長年の家庭用スピーカー自作経験とCarAudioで培った技術で、新品当時の音を蘇らせるレベルを大きく越える音に施工いたします。(材料、費用概算をTELにてお答えします)
一例を挙げますと、エレクトリ認証<A7:828B>は、背板の表に2本の板を固定のみで、フロントHORNの接着+ステープル・タッカー(釘の代品:ホッチキス)のみで天板と側板の中央部をつなげています。BOX角は、細い角材を接着とステープル・タッカーで固定。比較的硬い18mm米松合板やMDF、パーチクル・ボードも強度不足で、薄いHORN部や底板に於いては、「ボワン ボワン・・・」と嫌な音、付帯音が中低域を膨張させて、締まりの無い音に不満が有りますね?大きく重いBOXですので、移動させる為、底にキャスターを装着している例が多く、直置きでは無かった無補強の底板が響き、更に音質を悪化させています。
ALTECの30~38cmウーファー用BOXは、設計時から”バスレフ”では無く”背圧を抜く”目的でポート設置しています。バスレフ・ポートより大きい開口面積で、BOXの強度不足を補ってもいますが、一定音量を超えると、ウィークポイントが顕著に現われます。具体的な施工方法は、BOX内部の補強と、吸音材の張替えと全面貼付け、HORN裏の補強&鳴き止めを行います。
これらの施工に依り、ドラムス、ウッドベースの輪郭がハッキリし、反応速度が増し、ウーファーからの直接音がスッキリします。勿論、ボーカルやピアノ、バイオリンなどが芯を加えて眼前に定位します。以上、僅か¥10数万円~の出費で、見違える音になりますが、問題は家具配送レベルの運賃や梱包費用ですね?北陸3県などは、古毛布で包む程度で引き取り(交通費:実費別請求)いたします。